私は現在会社の仕事とは別に週末の土曜日、日曜日に清掃の仕事をしています。この記事ではアルバイトに関して思うことを書いてみようと思います。
目次
時代の変化
この数年で企業の「アルバイトや副業」に対する認識が大きく変わってきたと実感しています。低成長の世の中と年功序列制度の崩壊によって、順調に出世しないと給料はあがらない時代が続いてい長く続いている。
仮に出世できず給料が上がらなくても、家庭持ちの男性社員は家族を養い、家のローンや家賃を支払い、子供の教育費は支払わねばいけない。足りない生活費を捻出するにはまず倹約して、それでも足りない場合はアルバイトや副業をやらざるをえない訳です。
今までは「会社の本業以外に、アルバイトや副業を行う。」ことは「会社にばれたらどうしよう。」とビクビクしていたアルバイトできない人は多かったと思います。
しかし政府も2018年の「働き方改革実行計画」を推進し、2020年9月には「副業・兼業の促進に関するガイドラインの改定」を行いました。
政府が副業解禁したのは①人々の所得を増加させるために②スキルや経験の獲得③人生100年時代で他のキャリアへの移行や選択が可能となるためと言われています。
清掃のアルバイト
私は現在63歳ですが清掃のアルバイトは60歳になってから始めているのでもう3年になります。
最初の勤務(清掃)場所はホテルの研修会場で3フロア、トイレ、エレベーター、喫煙所、ゴミ出し、掃除具の清掃が主な業務でした。日時は土日の7時-12時でした。この業務は1年6か月続きました。
ここでの仕事が終わったのは、コロナウィルスが世の中で広く蔓延したためです。研修会場を使用するのは企業だったために徐々に利用企業が減少したためです。
その後の勤務先は図書館になりました。清掃場所は主にフロア、トイレ、階段で、ゴミ出しと清掃具の清掃は以前の現場と変わりません。
清掃のアルバイトは性に合っていると思っています。決められた時間の中で適度に体を動かせるので運動不足の私にはもってこいの仕事と言えます。またフロアやトイレの汚れが清掃によってキレイになるのを見ると嬉しいと感じます。
時々自分なりの課題を見つけて掃除をするのも楽しみの一つです。例えば「今日は便器の後ろを掃除してキレイにする。」とか「今日は掃除機のコードをキレイな円で束ねる」などです。上手くできない時もありますがその時は「次に頑張ろう!」と気持ちを切り替えます。
アルバイトのメリットとデメリット
私はアルバイトのメリットは以下のように考えています。
・自分のスケジュールに合わせて仕事ができる
私はこのメリットが大きいです。自分の空き時間に合わせて仕事を選ぶことが可能なので効率よく働くことができます。
・一定金額の収入を得ることができる
生活費やお小遣いの足りない分をアルバイトによって補うことができます。もらえるお金が増えることで
精神的にも楽になれます。
・掛け持ちアルバイトも可能
現在のアルバイト先での勤務時間は午前中(7時-11時)の4時間です。さらに収入が必要な場合は平日の会社勤務後19時-22時など)や土日の午後(14時-18時)などの空き時間を追加労働に充てることが可能です。
但し体を休めることも大切です。無理のないスケジューリングを心がけましょう。
・アルバイト先での異動が無い
アルバイト勤務では会社勤務と違い、基本異動はありません。コツコツと仕事に集中することができます。私は清掃のアルバイト(ホテルの研修フロアと図書館)を約3年6か月続けています。
身体を適度に動かせ、時間の制約があり、汚れたところがキレイになるのを見ることができるので清掃業務が好きです。今の仕事が無くなったらまた別の清掃のアルバイトを探すと思います。
アルバイトでも向き不向きがあるので、続けられて関心のある業務を選ぶことは大切だと思います。
アルバイトもメリットがある反面デメリットもあります。
・大きな収入を上げられない(収入が少ない)
正社員がもらう給料と比較すると収入は少ないと言えます。
これは言わずもがなですが、あくまで本業の収入を補う場合が多いので私も月約4万円です。
アルバイト収入を増やすには勤務時間や日数を増やさなければいけません。
・基本的に休みが少ない
私は平日別の会社に勤務しているので、土日勤務になりますが、休みは年末年始の時だけとなります。
勤務1年経過後、有給休暇を3日いただきましたが勤務日は原則休めません。
(体調が悪い場合は要事前連絡)
勤務日に休まないよう体調管理することが肝要です。
・正社員よりも会社の都合で仕事がなくなることが多い
ドライな話になりますが、会社が雇用を守る順番は正社員や契約社員よりも順番が下になります。
対策としては「勤務先の状況に気を付けて(従業員との雑談、先方からの連絡、ネット情報)情報収集を怠らないことが重要となります。
アルバイトで嬉しかったこと
今の図書館の清掃で嬉しくて楽しいことがあります。
嬉しいことは階段の清掃をしている時に経験できます。私は上の階段から下の階段をモップで履いている時です。下から来館者の人たちが階段を上ってきます。その人たちとすれ違うとき私は「おはようございます。」と声をかけます。
来館者の人は小学生から年配者の方々まで様々です。私の挨拶に対し、「おはようございます」と返してくれる人もいれば無言の人もいます。無言の場合ちょっと残念なきがします。そんな時はあまり気にしません。
しかしその日にすれ違う人全員が無言のことは一度もありません。5人、10人といれば必ず1人か2人は「おはようございます」と挨拶を返してくれます。
相手の方が「おはようございます」と返してもらえるととても嬉しいものです。